この記事では「考えよう!先の予定をみて動く意味」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 考えよう!先の予定をみて動く意味
この章では「考えよう!先の予定をみて動く意味」というテーマを「考える力」と「余裕が持てる」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 考える力
皆さんはこれからの事を1度体験していれば簡単に出来るのに…などと思ったことはありませんか?そんな超能力のような力は無いかもしれませんが、それに近い事が出来ると言えばみなさんは信じるでしょうか?この項目のタイトルにもある「考える力」というのは似たような意味があるということです。
つまり、メンバーや配置などを加味した上でスケジュールを組み立てて、シミュレーションしてみることです。「なんだただの推測じゃないか」と思われた方もいるかと思いますが、それをしているかしていないかで大きな違いが出てきます。それはトラブルの時も落ち着いて行動できたり、自身の持てる力を発揮しやすくなったりします。
ではなぜそのような効果が生まれるのか、次項目でより深く考えていきたいと思います。
1-2 余裕が持てる
自身の中でシミュレーションをおこなっているということは、既に疑似体験しているため考え方や行動に余裕が生まれるからなんですね。ギリギリまでテンションの張った状態では、何かあった際に直ぐに切れてしまいます。
この余裕を持つという行為は単純そうに見えて、実はすごく重要な事なんですね。そしてシミュレーションすることの良いところは、経験値が増えたり、シミュレーションになれてくるとひとつの事柄で数パターンのシミュレーションが出来たり、制度が格段に上がってくるのです。
しかし、これに溺れてしまうと机上の空論というか、頭で考えすぎてしまったり、思い込みや先入観を持ってしまったり、もっと言えば先回りして行動してしまい子どもの発想や失敗するチャンスを奪ってしまいかねないのです。
子どもの成長にはポジティブなことだけでなく、ネガティブな経験もある程度必要だと考えています。上手く失敗することでより成長を促せるでしょう。
2 まとめ
さて、ここまで「考えよう!先の予定をみて動く意味」という事で「考える力」と「余裕が持てる」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
考える力は超能力ではないが、今の私たちが直ぐにでも出来るような能力で、支援者に余裕を持たせることでトラブルの回避や子どもの成長に役立てることが分かったかと思います。
また、私は過去に「脱マニュアル人間!考えて行動しよう│療育のお仕事」や「忘れることは誰にでもある│療育のお仕事」や「言われないとやらない人│療育のお仕事」や「忖度力を身につけよう│療育のお仕事」や「スタッフの意識の低さの改善法│コラム」といった関連記事を書いています。
少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。