療育とは、今できることを全力で│コラム

運営者:田中
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この記事では「療育とは、今できることを全力で」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 療育とは、今できることを全力で

この章では「療育とは、今できることを全力で」というテーマを「療育とは」と「今できること」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 療育とは

療育とは何かというと「教育‪✕‬療養=療育」という造語であると言われていますが「発達支援」も療育の同義語として多く使われています。

では療育はなんのためにおこなうのかというと、私は「対象者がその人らしく生きやすくなるため」だと考えていて、何らかの形で社会貢献できるようになることを目標としています。

社会貢献と文字にすると大袈裟な感じがしてしまいますが、例えば国民の義務である「税金を払う」などは、自信の稼いだお金で買い物をすれば消費税を払うことになるので、多くの方が達成出来ることだと思いますし、ボランティアなどは志さえあればもっと多くの人が参加出来るでしょう。

運営者:田中
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上記に書いたように誰でも社会貢献は可能ですが、そこを目標にすることの意味やどのような方法があるかなどを教えていくのも療育をおこなう者の役割だと、私は考えています。

1-2 今できること

最近では研究なども進み、早期療育を推す声が高まっていますが、気付くのが遅かったら無理なのか?と言われればそうではありません。ただ少し覚悟や療育へと導き続ける労力は増すかもしれません。というのも、療育を受けていなくてもゆっくりと成長はしているし当然ながら我が出てきます。

それに対して療育の必要性を解いてみたり、飴でつってみたり、保護者様も試行錯誤して療育へと導く必要もあるのです。そこで諦めてしまったり、子どもの一時の感情状況に流されてしまっては療育を受けることすら出来なくなります。

療育を受ける上で早いに越したことはないのですが、行動できるのは今だけだし、変えることが出来るのは今から未来にかけてだけです。今できる「将来を見据えた療育」をしっかりと受けさせてあげたいと思います。

運営者:田中
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早期療育の良さは脳の成長が著しいことも挙げられますが、順応性の高さなど導入の部分でも意味があると考えてます。

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2 まとめ

さて、ここまで「療育とは、今できることを全力で」という事で「療育とは」と「今できること」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

療育とはなんなのか、療育はなんのためにおこなうのか、療育の目標を理解し、また今出来ることとは、始めた時期に関わらず今出来る「将来を見据えた療育」を受けることが必要だというのが分かったかと思います。

運営者:田中
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また、私は過去に「【療育ラボ】運営者情報・想い」や「療育とは」や「なるほど!早期療育が大切な理由│コラム」や「早期療育の4つの効果と注意点」や「TEACCHプログラムとは│ASDの生涯支援プログラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。

【療育ラボ】運営者情報・想い
このページは療育や発達支援についてのブログ「療育ラボ」の運営者情報のページとなります ただのプロフィールではなく、当ブログを運営するにあたっての理念や想いなども交えた記事となっています 運営者のことがわかり記事への信頼性が高まる、当ブログの核となるページとなります

療育とは
療育とはほぼ発達支援とも同じ意味で表現されますが、発達支援の方がより発達障害に対する支援の意味合いが強いニュアンスです。また「療養」と「教育」の造語であるとされています。その言葉の通り「療養」にも「教育」にも偏りすぎず、児童に合わせてバランスよく支援することが求められています。

なるほど!早期療育が大切な理由│コラム
この記事では「なるほど!早期療育が大切な理由」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に「早期療育とは」と「早期療育が求められるわけ」という項目に分けて記事にまとめています。療育で役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

早期療育の4つの効果と注意点
私が現場で児発管として勤務している中で感じるのは「未就学~小学校2年生位までが最も変化が見られる」という事です。3年生くらいから段々と「その子らしさ」が固まってきて、変化に体力とストレスを伴いやすくなるように感じます。 早期療育を行うことで子ども自身も成長していくと言うことは、保護者様や関連機関(保育園や学校など)とも協力しておこなうと言うことです。

TEACCHプログラムとは│ASDの生涯支援プログラム
TEACCHプログラムは、自閉症の人が社会の中で暮らしやすく、自立した生活を目指すための支援をしています。幼児期から社会参加し人生を全うするまで支援をおこない、まさに「未来を見据えた療育」で、ABAと並んで療育において欠かせないプログラムとなっています。