「入れて」を言えない子への支援│コラム

運営者:田中
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本日は、お友達と一緒に遊びたいのに「入れて」が言えず、じーっと見てるような子どもに何が出来るのか、その子自身がどのように行動したらいいのかを考えていきましょう。

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1 「入れて」を言えない子

子どもの中には一緒に遊びたくて「ウズウス」してるのに、「入れて」の一言が言えなくて「遠目からじっと見てる子」や「近くに寄ってきて着いてまわる子」がいます。

「入れて」と簡単に言える子からしたら、その行動がうっとおしく感じトラブルに発展してしまうこともあります。

1-1 支援者の出来ること

そういう子ども達に対して、我々支援者は何が出来るのでしょうか?

きっと賛否両論あると思いますが、私は「待つ」ことが多いです。ベースとして普段から「今年はやりたい事を声に出して言おうね」などのコミュニケーションは取っているのが前提です。

状況によっては子どもの「心の声を代弁」してあげたり、ヒントを出してあげることもします。そのさじ加減やバランスが支援者のスキルなのかなと思っています。

「声に出して言わないと伝わらない」と言うのを知って欲しい面もあるのと、成功体験を積んで欲しいと思っています。

私は放デイが長いこともあって、保育士のように「わー!すごーい!」と言った大きなリアクションで褒めるのが得意ではありませんし、自分自身が子どもの時はそれがすごくイヤでした。

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支援者のキャラクターにもよると思いますが、私は当たり前のように接っするようにしていて、その心理としては「特別な事じゃない」「それでいいんだよ」という気持ちです。

 

タイミングをみて「さっき、自分から言えてたね、それでいいんだよ。」と声をかけています。

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2 まとめ

今回は想定よりも、私の個人的な意見が強めの記事になってしまいましたが、いかがだったでしょうか?

中には「真っ向否定」される方もいるんじゃないかな?と、ヒヤヒヤしていますが、誰にでも全く同じ対応をする訳ではなくて「ベースとしての私の考え方」があって、子ども達の状況により私の方が柔軟性を持って「変動」するようにしています。

そのボーダーラインは子どもにもよりますし、感覚なので教えられることではないと思っています。しかし、子どもをよく見て向き合って入れば答えは見えてくると思っています。

子どもが試し行動をするように、私も試しています。その中で「ここまでは負荷をかけられる」「意外と振り切ったら落ち着くんだ」など、平時には見られない事に気付くことが出来ます。

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いつも言うように療育は「トライアンドエラー」です。療育も「人間関係」なので、子どものことを真剣に考えてくれているあなたの失敗を子どもは責めたりしないのではないでしょうか?

 

そういう信頼関係を築きたいですね。

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