座る姿勢は取り組む姿勢?│コラム

運営者:田中
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この記事では「座る姿勢は取り組む姿勢?」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。

 

日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。

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1 座る姿勢は取り組む姿勢?

この章では「座る姿勢は取り組む姿勢?」というテーマを「表現=やる気では無い」と「どう対応する?」という項目に分けて考えていきたいと思います。

1-1 表現=やる気では無い

学習や活動をおこなっている最中に姿勢が悪い子どもを見付け「なんでそんな姿勢でやってるの?やる気ないの?」と思ってしまったことがある人もいるかと思います。しかし、それは本当にやる気がないのでしょうか?そこを正確に見極めていないと、子どもからしたら「無理なことで怒られた」という風に解釈したり、自己肯定感が下がってしまい、やる気もなくなってしまうかも知れません。

子どもの行動には基本的には理由があると考えて頂きたく、その理由を大人の目線や大人の常識で安易に判断すべきではないと、私は考えています。例えば姿勢が段々と悪くなってしまうのには「体幹が弱い」つまり、姿勢を長時間キープする筋力が足りていない可能性があります。それを頭ごなしに「姿勢よくしなさい!」「やる気ないの?」というのは、子どもが可哀想ですね。

運営者:田中
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子どもは訴えたくても伝え方を知らなかったり、やりたくても出来てないことがあるという大前提を思い出しましょう。

1-2 どう対応する?

ではそういった時にどのように支援していくのか…という部分について、私の考えを書いていきたいと思います。

①体幹を鍛える

これには時間がかかるので、ご家庭や学校などとも連携を取れるのがベストだと考えています。体幹を鍛えられるような運動や遊びを家でもおこなって貰い、家庭を巻き込めればとても良いと思います。

②現状を認める

先述したように根性で乗り切ることでもないし、体幹を鍛えるにも時間のかかることなので、現状は認めてあげるべきだと考えています。その代わり挨拶の時や話を聞く最初のタイミングなどのポイントを抑えて「今だけはビシッとしよう」という風に持っていくのが良いかもしれません。

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もちろん本人の意思でだらけてる場合もあるとは思いますが、そこにもいつもと違う疲れを感じていたり、学校で悲しいことがあったのかもしれませんので、声掛けの仕方は意識したいですね。

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2 まとめ

さて、ここまで「座る姿勢は取り組む姿勢?」という事で「表現=やる気では無い」と「どう対応する?」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?

子どもには訴えたくても伝え方を知らなかったり、やりたくても出来てない子どもがいるということ、そして出来れば家庭を巻き込んで体幹を鍛えたり、筋力を引き上げるまでの時間はその子ども自身を受け入れ、認めてあげる必要があることも分かったかと思います。

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また、私は過去に「座っていられない子どもの「原因」と「改善法」│コラム」や「やっていないではなくて出来ない│コラム」という関連記事を書いています。併せて読むとよりわかりやすいと思うので、リンクから是非お読みください。