この記事では「出来てる?遊ばせるのではなく一緒に遊ぶ」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 出来てる?遊ばせるのではなく一緒に遊ぶ
この章では「出来てる?遊ばせるのではなく一緒に遊ぶ」というテーマを「一緒に遊ぶメリット」と「一緒に遊ぶポイント」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 一緒に遊ぶメリット
子ども達と一緒に遊ぶことにどんなメリットがあるの?上手に遊べてるなら大人が入る必要ないんじゃない?と思われる方もいらっしゃると思いますが、その理由の1つとして「見る角度をを変える」というのがあります。
どういうことかというと、俯瞰で見るのと体験することでは子どもともの距離感も違い、なぜこのような行動を取ったのか、その輪の中でどういう立ち位置で動いているのかなど、よりわかると思います。
またその輪の中にいることで、トラブルになる前に気付ける可能性が高くなり対処の選択肢も増やせたり、遊びのルールを教えながら出来たりとメリットは沢山あります。
1つ気をつけなくてはいけないのは、小集団に夢中になりすぎて、その他を放置しないことです。
小集団に集中しても大丈夫な配置にしておくか、小集団を見ながらもその他にもアンテナを貼っておく事が大切ですね。
1-2 一緒に遊ぶポイント
私なりのやり方でもあるので皆様のキャラにあったやり方もあると思うので、参考にしつつご自身でも色々と試してみてください。
まず、ある程度自分達で遊べている子達と一緒に遊ぶ時は特に何もしませんし、楽しく遊ぶことを心がけてます。所々タイミングを見てヒントを出したりはしますが、基本はルールも仕切りも子ども達に任せます。子どもが自分で決めて「自分がやった」という達成感や自分が考えたことでみんなが楽しく過ごしているという所を目指しています。
自分で何をしたらいいか分からない子には、いくつかの中から選択してもらうなど遊びを提案するところから始め、トラブルが多い子には過去の事例から予めいくつかのパターンを予測していきます。
対象の子ども達によって立ち位置は変えますが、一緒に遊んでるというのが前提だと言うのは忘れてはいけません。
2 まとめ
さて、ここまで「出来てる?遊ばせるのではなく一緒に遊ぶ」という事で「一緒に遊ぶメリット」と「一緒に遊ぶポイント」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
子ども達と一緒に遊ぶメリットとしては、俯瞰で見ているのとは違う角度で子ども達と接することができると共にトラブルの対処やスムーズにルールを理解し遊びに入れることなどが挙げられ、対象の子ども達によって入る大人が立ち位置を変えていくことが大切だと言うのが分かったかと思います。
また、私は過去に「もう困らない!?スキマ時間はルールゲーム│療育プログラム」や「「つまんない」と言う子ども│コラム」や「必読!療育の主導権は誰のもの?│療育プログラム」や「療育の主役と主導権の関係性│コラム」や「子どもの代表を決める効果│療育プログラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。