この記事では「療育の真骨頂!食育の目的」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 療育の真骨頂!食育の目的
この章では「療育の真骨頂!食育の目的」というテーマを「食育の目的」と「食育のヒント」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 食育の目的
皆様も療育や子育てを考える時は、必ず食育についても考えたことがあると思いますが、食育の目的とはなんでしょうか?農林水産省のホームページには以下のように書いてあります。
引用
食育は、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの。農林水産省「食育」とは:農林水産省
基本は同じなのですが、私は療育における食育はまた少し違っていると考えていて、より生活や生命維持に密着したものになるのでは無いかと考えています。
療育における食育がどういうものか分かった所で、次項目では実際にプログラムにどのように落とし込んでいけばいいのかといったヒントをまとめていきましょう。
1-2 食育のヒント
前項目で書いたように、療育における食育とは一般的に言われる食育と比べて、より生活や生命の維持に密着したものであると考えられます。では、実際に療育を行うにはどういうものがあるか整理していきましょう。
①レンジの使い方
コンビニ弁当や冷凍食品をお皿に移したりレンチンして食べるというものですが、例えば1食だけ何とかなれば留守番できる子もいるんです。
そんな時に火を使わないレンジを使えたら、その子の生活は1つ豊かになるかもしれません。
②カップラーメン作り
「え、食育でカップラーメン?」って思われた方もいると思いますが、考え方や目的は先述したレンジの使い方と同じです。
③非常食を食べる
非常食も進化していて今は味も良くなっていますが、やはり好き嫌いがはっきり出るのは療育が必要な子ども達の特徴ですね。
しかし、いざと言う時に非常食が食べれるかどうかは本当の意味で生命線となります。私は時々、防災訓練の一環として子ども達に非常食を提供しています。
まだまだたくさんのプログラムへの落とし込み方がありますので、また機会を見つけて追記事を書けたらと思います。
2 まとめ
さて、ここまで「療育の真骨頂!食育の目的」という事で「食育の目的」と「食育のヒント」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
療育における食育の目的は、一般的な「健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの」というよりは、もっと生活や生命の維持に密着したもであるということ、またプログラムへの落とし込み方や考え方が分かったかと思います。
また、私は過去に「「食育×療育」冷凍食品でお弁当作り│療育プログラム」や「これは活かせる!療育と食育│療育プログラム」や「子どもの好き嫌いはなおせる?│コラム」や「クッキングでおうち療育│療育プログラム」や「駄菓子屋さんごっこでお買いもの練習│療育プログラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。