「食育×療育」冷凍食品でお弁当作り│療育プログラム

食育って大変そう
何から始めればいいか分からない
運営者:田中
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本日は食育について、上記のようなお悩みを中心にお話していきたいと思います。

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1 食育×療育

療育の現場にいると食に関する問題が山積みだと気付かされます。「偏食」「お箸」「食べる早さ」「食べる量」「マナー」一瞬考えただけでも、まだまだ出てきます。
療育に食育を上手く取り入れて、少しずつ成長していくことを目指しましょう。

1-1 食育とは

食育(しょくいく)とは、様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。
出典:Wikipedia
難しい言葉で説明してますが「元気に過ごすために、何を食べたらいいか経験していきましょう」ということです。
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「難しい本を読んだり、難しい講義を受けなさい」ということではなく、旬の野菜や体にいいものなど、かつては母から子に伝えられてきたこと、それが食育だと思っています。

1-2  療育への取り入れ方

以前に「家庭で出来るお楽しみ療育│クッキング」という記事を書きましたが、これも食育ですね。
療育の現場に関わらず、子どもに魚の絵を描かせたら「切り身のお刺身」が泳いでた、なんて話もあるほどです。何がどうやって加工されて食卓に並んでいるのか、それが分かるだけでも苦手なものが少しは減ると思っています。
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私も得体の知れない料理が出てきて説明も何もなかった、…食べるのを躊躇してしまいます。

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2 お弁当作り

「あ、なんかハードル上がった」と思われる方「現場でやるには準備が大変なんじゃない?」と思われた方も、きっと大丈夫です。私は何度も実践しています。

2-1 具体的なプログラム内容

具体的に「お弁当作り」のポイントを説明していきましょう。

①オカズは冷凍食品で十分

準備も楽ですしお弁当用に小分けになっているものを使えば、子どもが1人分の量を認識しやすいですね。

②ジャンル分けをしておく

例えば「野菜」「肉」「ふりかけ」みたいなざっくりでいいと思います。「各ジャンルから1つずつは必ず入れましょう」など、ルールを決め予め伝えておくといいでしょう。
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私が「お弁当作り」を始めたねらいです。「好きなものを選んでお弁当に入れる」→「ちょっと苦手なものもお弁当に入れる」→「自分で選んだものだから1口食べてみる」ここまで出来れば大成功たまと思います。

もう1点ポイントとしては「自己決定」をさせるということです。営業マンの心理と似てるなと思うのですが「すごく勧められて買わされた」よりも「いい情報を貰って自ら買った」のでは、満足度が全く違います。

③保護者様が喜ぶ

保護者様の中にはお弁当を持たせるのが大変な方は沢山いらっしゃいます。保護者様の負担軽減やレスパイトにも繋がるプログラムだと思います。
私は定期的に食育プログラムを取り入れてお弁当のない日を作っていました。
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3 まとめ

「食育とは」というところから「食育×療育」というところまで掘り下げてみました。「思ったよりも難しくないんだ」「家でもできそう」と前向きに捉えて下されば幸いです。
「食育」とは「毎日の習慣や伝統など、経験から成り立つ」部分が多いので、難しく考え過ぎる必要はないと思います。その子がその子らしくいられるために「将来のことを見据えた療育」を提供できるように、日々子どもたちと向き合っていきましょう。
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いかがだったでしょうか?
療育の概念だけでなく、現在は食品産業ではSDGsと絡めて、食育を謳っている企業もあるほど注目が集まっています。療育の現場でも活用して頂けると幸いです。
ご家庭では、まずは難しく考えず本人と保護者様の状況にあった、無理せずに出来ることから始めていきましょう。
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