この記事では「積み重ね!発表会をおこなう意味」と言うことで、テーマに沿った運営者の経験や考えを中心に記事にまとめていきたいと思います。
日常生活や仕事、療育でも役に立つ内容となってますので、是非最後までお読み下さい。
1 積み重ね!発表会をおこなう意味
この章では「積み重ね!発表会をおこなう意味」というテーマを「積み重ねる意味」と「発表する場の意味」という項目に分けて考えていきたいと思います。
1-1 積み重ねる意味
私は過去の記事でも「療育とは積み重ねること」だというを常々書いてきているので、療育ラボを読んでくださっている方は理解している方が多いと思いますが、積み重ねる=継続した支援が必要となってきます。逆に継続した支援を行うことで療育を積み重ねていると言うことも出来るでしょう。
子ども達に療育をおこなう上で、障壁となるのは「リセット」してしまうことです。療育の期間が空いたり、家庭や学校と連携が取れておらず全然違うことをしていたりすると、子どもも混乱してしまうし忘れてしまうのです。
そのためには継続した支援をおこなう必要があるのですが、継続した支援を行うには短期的にも長期的にも目標が必要でゴールに向かって進むことで、より力を増していけると考えています。
では、療育をおこなう際の目標について次項目でもっと深く考えてみたいと思います。
1-2 発表する場の意味
前項目で療育を行う際の目標について考えていくと書いているので、もうお分かりだと思いますが、発表会というのは1つの長期的な目標になり得ると私は考えています。
「中には療育の何を発表するの?」「療育を勘違いしてる」と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、発表内容自体は集団活動などでおこなっているプログラムでOKだと思っていて、療育の内容を発表する会ではないと言うことです。
それでも発表会がする事に意味があるというのは、発表会という目的のために頑張る過程の中にSSTなどの療育があるということです。つまり子どもは療育を頑張ろうとしているのではなく「楽しみながら発表会の準備をしていたら療育に繋がっていた」ということになります。
子ども自身が別の所に目標を持っていても前のめりに参加できるのであれば、子どもが療育を意識する必要は必ずしもないという事ですね。
2 まとめ
さて、ここまで「積み重ね!発表会をおこなう意味」という事で「積み重ねる意味」と「発表する場の意味」と言う項目に分けて考えて来ましたが、いかがだったでしょうか?
なぜ療育は積み重ねなければならないのか、またその為の目標としての発表の場の意味が分かったかと思います。
また、私は過去に「絶対オススメ!!ダンスの魅力│療育プログラム」や「手を出し難い…家庭環境の療育への影響│コラム」や「そうだったのか…日数を減らした末路│コラム」や「そうだったのか!療育に時間がかかるわけ│コラム」や「日々の積み重ね!嫌なことから逃げない力│コラム」や「子どもの成長は3歩進んで2歩下がる│コラム」や「療育は習慣にした者勝ち│コラム」といった関連記事を書いています。少し違った角度から見ることで新しい発見があったり、より理解が深まると思いますので、是非リンクからお読みください。