療育の「概念的」な考え方2│療育プログラム

 

運営者:田中
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今回も「療育プログラム」カテゴリのまとめページを作りました。

第二弾も「概念的」な考え方を中心に紹介していきます。

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1 療育の考え方

前回の記事を読まれた方はお察しかもしれませんが、療育の考え方と聞いて皆様は何を思い浮かべますか?前回もお伝えしたように、私が「療育プログラム」カテゴリで記事を書く際は、今回のような「概念的」な考え方の記事と、実際に現場で使える「プログラム」「活動」の2種類を意識して書いています。

今回も「概念的」な方の記事で、特に現代の療育の柱と言っても過言ではない「ABA」「TEACCHプログラム」についての記事を紹介していきたいと思います。

1-1 ABA(応用行動分析学)を児発管が徹底解説

現代の療育の中で最も中心的で、根本的な考え方ではないかと思っています。特に「虐待」「子どもの人権」が叫ばれている世の中で、現代に合った考え方とも言えると思います。

①ABA(応用行動分析学)とは

ABAとは、簡単に言うと「行動を起こす理由は、本人の気持ちや行動の原因と周囲の環境との関係性の中で考えましょう」という、行動分析学を応用して療育などに活かしましょうということになります。

②ABAの考え方

ABAの基本的な考え方は、子どもの「行動」つまり「きっかけ」と「結果」に着目し、子どもにして欲しいことを「強化」しつつ、して欲しくないことを「消去」することにあります。もう一歩踏み込んだ「ABC分析」についても本記事では触れています。

また、相乗効果を狙って「ごほうびシール」などをおこなうといいでしょう。「お役立ち資料」にてダウンロード可能ですので、そちらも参考にしてください。

③ABA療育を受けるには

今の時代は良いものが広がるスピードはものすごく、通所事業所はもちろん自宅でもオンラインや訪問型の支援で「ABA」療育を受けることが出来るようです。

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いかがだったでしょうか?

私も実際に、記事やインターネットで上記のようなサービスを見たことがあります。また、ABAとはなんなのか、ABAの必要性や重要性も分かって頂けたかと思います。

 

この記事はまとめページなので、ざっくりとしか書いていませんが気になった方や、もう少し詳しく見てみたい方は、下記のリンクからご覧ください。

1-2 TEACCHプログラムとは│ASDの生涯支援プログラム

ABAと並んで現代の療育の中心にあるプログラムの1つです。「構造化」「ゆりかごから墓場まで」がキーワードとなっています。私も実際に放デイ立ち上げに携わった際には、構造化を意識し、時計の位置から備品の色まで考えたこともあります。

①TEACCHプログラムとは

タイトルにもあるように、TEACCHプログラムとはASDに特化した生涯支援プログラムです。本場アメリカでは研究している大学を中心に、自治体を挙げて取り組むレベルの壮大なプログラムです。

②TEACCHプログラムの特徴

先述していますが「構造化」と「ゆりかごから墓場まで」が最大の特徴と言えます。

シンプルで分かりやすく「なに」を「いつまで」に「どのくらい」やるのかなどを、本人に分かりやすく示してあげることで、本人が本人らしく生活し自立した生活を送ることが出来るのが構造化の目的になります。

ゆりかごから墓場までは、まさに「生涯支援プログラム」と同義です。本人が本人らしく生涯を過ごすことを最大の目標にしています。

③未来を見据える療育

「TEACCHプログラム」は、このブログのテーマでもある「未来を見据えた療育」にとてもマッチしています。本人が本人らしく過ごせる未来のために、今できることをおこなうのが療育だと私は考えています。

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いかがだったでしょうか?

TEACCHプログラムのことが少しはご理解頂けたと思います。私の療育のテーマとも非常に相性がいいプログラムなので、療育に取り組む中で常にどこかで意識している考え方です。

 

この記事はまとめページなので、ざっくりとしか書いていませんが気になった方や、もう少し詳しく見てみたい方は、下記のリンクからご覧ください。

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2 まとめ

「ABA」「TEACCHプログラム」にスポットを当て、療育を考える上で常に頭に置いておきたい土台の部分を紹介できたかと思います。

この記事は各記事の目次を基に構成していますが、この記事だけでは分かり切れない部分はボリューム的にも当然あると思います。せっかく「療育ラボ」に辿り着いたのですから、そこで終わりにしないで、是非リンクから本記事をご覧になってください。

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他にも「コラム」「療育のお仕事」「専門用語解説」などの多彩なカテゴリーの記事をご用意しています。まとめ記事もまだまだこれから増やしていく予定ですので、引き続きご愛読宜しくお願い致します。

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