療育の現場が求めている人材│療育のお仕事

療育のお仕事に興味があるけど、自分に出来るのかな?
どんな人達が働いているんだろう?

運営者:田中
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これから新しいことを始める時には、不安もありますよね。
ここでは私が児発管として現場を見ている中で「魅力的」に感じる人材とその理由を紹介していきたいと思います。
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1 求められている人材

ここでは具体的にどんな人に来て欲しいと思っているのかを具体的に書いていきたいのですが、どんなスキルがあれば就職に有利なのかなどは、過去にも記事を書いていますのでそちらも参考にしてください。
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今回紹介する内容は資格や実務経験などは関係なく、意識して本気で取り組めば誰にでも出来る可能性がある内容になっています。

1-1 協調性のある人

まずは私が最も重要視していることなのですが「協調性のある人」です。なぜなら「療育はチームワーク」なんです。「一人の優れた人では集団療育は出来ない」と、私は考えています。逆に「一人では出来ないことも皆でやれば出来る」ものです。
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私は採用にあたっては「とても能力の高い協調性のない人」より「現段階で出来ることは少なくても協調性のある人」を選びます。
ただ、協調性はあっても「向上心」や「献身的」がないと、ただの仲良しこよしになってしまいます。そこは「お給料を頂いている」プロとしての意識を持つべきだと思います。

1-2 継続力のある人

「継続は力なり」というのはよく言ったもので、机上の知識より現場の経験の方が実践では使えるように、継続していると自然と力はついてくるものです。

また職務上のスキルというだけでなく、長くいてくれるスタッフは子どもにとっても「理解し合える存在」「安心できる人」である可能性が高いと思います。

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私の持論ですが、事業拡大やよりよくするための補填を除いた「求人にかける費用」が最も無駄な経費だと思っています。

 

スタッフが長くいてくれることで、その無駄な経費もかからず、子どもにも保護者様にも安心感を与えられるんだす。

1ー3 小さなことも真面目に取り組む人

「小事に忠実な人は大事にも忠実である」と学生時代に教わり、今でも人を見る際にはそこを見てしまいます。小さなことをコツコツと真面目に取り組める人には、責任ある仕事を任せられる信頼感があります。

またその輪が広がって「私も一緒にやろう」と思ってくれるスタッフが、一人でも増えてくれると考えると「その人の価値が高い」か分かります。

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あの言葉には「小事に不忠実な人は大事にも不忠実である」という続きがあります。小さなことすら「怠ける」人や、小さなことだからと「軽く見る」人には責任のある仕事は任せられませんよね。

1-4 愛される人

これも重要な要素ですね。もちろん人には役割がありますので、色々なタイプの方がいると思いますし、特定の人を否定するつもりもありません。
じゃあ、どうやって愛される人になればいいの?と思われるかもしれませんが、その答えは1つなんではないと思います。「気が利く」「和む」「明るい」「空気が読める」など、自分がされて嬉しいことやして欲しいことを周りに出来る人なのかもしれません。
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過去記事の「幼少期に身に付けておきたいこと3選」でも書きましたが「人に愛されること」はとても重要なスキルです。この記事に興味のある方は、下記のリンクから参照してください。

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2 まとめ

いかがでしたか?
「こんな簡単なこと?」「そんなの当たり前だよね…」と思われる方も中にはいるかもしれませんが、意外と出来ていない方は多くいます。
私の持論ですが「どんなに優れた人でも、1人では良い療育は出来ない」と考えています。ましてや子どもにSSTをする側の指導員がチームワークが出来てないなんて「それでSST出来るの?」と思ってしまいます。
また、指導員間の指導・育成やコミュニケーションも「気持ちを汲み取る」「分かりやすく伝える」など、子どもの支援と似ているところがありますが、子どもに対しては出来ているのに、対大人になると全く「意識しない」「やろうとしない」方もいらっしゃいます。それは「大人なんだから」という言葉に逃げて、コミュニケーションを蔑ろにしているだけだと思います。
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 子どもは空気を敏感に察知します。ギスギスした療育の場では、子ども達も落ち着いて過ごすことは出来ません。
「良い療育」と言う形だけに固執するのではなく、雰囲気や空気間を作り込んでいけるような事業所が増えるといいなと思っています。
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